善魂と悪魂

よき魂をもつ人の元から悪しき魂をもつ人は自然に離れて行く。それは、両者の調和は図れないからだ。

　よい行いのみをしていて、孤立しているなら、その集団には善人がいないのである。
　またよき行いのみをしていて、独身なら、その集団でふえているのは悪人ばかりであり、間違った配偶慣行で次々反社会的な悪人の割合がましていくので、日々生きづらくなり集団ごと絶滅する。

　よき行いのみをして悪事をしない人を道徳の業からくる不幸が見舞うことはなく、むしろ悪人の自滅によって、ひとりでに悪友との縁がきれ救われるだろう。