2013年12月31日

孤高

高貴さのゆえに孤独な人は、救われている。

果てしなく

この世界にいる必要がない程
貴方はもう人類を愛していないのだ
地上にはびこる邪悪な彼らを見て
果てしなく絶望し
退廃した人類に絶滅を望む程
貴方はもうこの星の生命を大事に思わない
果てしなく失望し
腐敗した民族を忘れたがっている
どうせ誰からも理解されない一言を
貴方は静かに呟いた
どうなってもいいからあらゆる悪が滅び
たとえ人類が滅亡しようと善が残れと
神様に祈りを捧げてそれから静かに
きみがいなくなる世界に希望が来る様に

僕ら

既に無くなってしまった
落としてきてしまった
きみはまだ気づいてない
世の中にそれはないよ
どんなに探したところで
見つかるはずがない
僕は誰からも遠い場所で一人
蹲りありとあらゆる世界を夢想した
疾うに信じきっていた
もう二度と会えないものだとばかり
きみはまだ気づいてない
世の中は奇跡しかない
探してた宝物なんてここにはない
世の中にいるのは僕らだけ

世迷言

大地が揺れて
いつしか僕らを振り落としていく
誰も今から逃れられない
どうやっても拘束されたまま
水際の世迷言は棚からおちて
誰にも知られてない現実になった
魔法は解けて
やがて僕らを忘れ去っていく
誰も月明かりに照らされて
どうしても抜け出せないうつし世
旅先の光景さえ扉絵みたい
誰にも知られてない理想郷なんて
たとえ手に入りそうに見えてひたすら
追いかけては消える世迷言

2013年12月28日

芸術論

自然より尊い芸術は、この世に存在しない。

短い言葉

短い言葉で真理を言い当てる人は、人類を進歩させている。

社会学

社会淘汰は一般知能についての選択なので、愚か者に恵むなかれ、かしこき者に恵むべし。制度に於いても同様に、愚か者を恵む教育補助金は、結果的に社会の淘汰機能を弱くさせるので悪い。
 社会に於ける選良と地位の比例をみれば、明らかに一般知能は善良さ並びに利他性の指標である。したがって、かしこさは又、社会の一般福祉の向上であり、公共の民度を向上させていく。

2013年12月27日

経済学

商業は貧しくする。農業は豊かにする。前者は消費係数の増大によって資材を廉価化していくが、後者は生産力の向上により高級化を施すから。

2013年12月26日

社会学

淘汰社会は勧善懲悪性として、排除社会は自民族中心性或いは中華性としてみられる。前者は性善的、後者は性悪的な文化であり、前者に於いて徳治主義がみられ、後者に於いて法治主義がみられる。前者には選抜がみられ、後者には虐めがみられる。
 日本で有名な典型として、水戸が前者、京都が後者である。その由来はそれぞれ武家、公家に於ける出世の方式である。
 環境収容力に余剰がある時その場は淘汰社会性に近づき、それが負である時排除社会化していく。

2013年12月25日

孤独

人の最上の幸福は、孤独のうちにみいだされる。

誕生日

一個のケーキのもたらす遠い異国人の誕生日

2013年12月21日

知能性

宇宙現象の自然性に逆らう事のみが、人工に於ける安全域を作り出してきた。この秩序度が、全てに関する知能性である限りまた神的なものである。

夜風

夜風に町はその日をめぐる時の訪れのうちにいて

2013年12月19日

自由学芸

当時の支配者の考え方にとらわれず、何事かを考える為に自由学芸がある。そしてこの自由学芸の上に立った考えが自由人にとって最も必要な活動である。しかもそれなしには社会は進歩を止めて停滞し、場合によっては滅亡に至るといったことである限り、当時の支配者を含め知識人を自由にするこの学識がいかに不可欠か分からない。

2013年12月18日

生理学

血液型差別は新手の優生学に過ぎない。

よしあし

よき魂をもち、よき言葉を語れ。よき行いをし、あしきものを避けよ。

2013年12月16日

医学

虫歯菌を絶滅させる口ゆすぎリンスを開発すること。虫歯菌を好んで食べるもしくは消滅させる善性新生物のガム化。

わが常陸国

卑しい民は南蛮社会で罪を犯す
それらの下衆が我が物顔で蛮行をしている
汚い下民の世界に背を向けろ
それら下民の世の悪を退けよ
慶喜公がなぜ関西から去ったか漸く分かった
それが最善だったのだ
下衆と戯れてよい事は一つもない
薩長土肥京芸も関西も破滅するだろう
よい世界とよい理想のうつしよ
私は私の幸福のみ見ていればよかった
我々の世界の最良性は外部を要しなかった
わが常陸国の最良性はその外にはない
ずるの箔付けだの愚昧な民衆政治だの
みにくい外来の下愚達はいらない

ひつまぶし

怪しいひつまぶし中国産

2013年12月14日

南蛮スラム

心魂下劣な労働者スラム、東横や関西とは縁を切る事。縁が繋がる結果が皆悪いものなのを見よ。
 よき模範が自ら以外になければ自らは孤高であればよく、世間との付き合いを最大限断て。南蛮社会は自らより悪い限り縁を切るのがよい。

大阪憎悪

愚劣で退廃し、誤解と陰でのそしりが習性の大阪人と関わらぬのがよい。大阪人と関わって堕落しなかった事はない。卑劣極まりない、邪悪な労働者スラムの悪疫を避けよ。悪習に染まり日本をおちぶれさせる大阪の上に降る天罰を見よ。立派な文化を罵り、己の無理解と愚昧を驕り、心魂卑しい根性で人格者を誹謗し、銭と姦淫を貪りつつ品性下劣な首長に媚びを売る大阪人を憎悪せよ。人種差別主義と中華主義をあわせ持つ、邪悪な蛮族大阪人を世の反面教師となせ。

批判機能

哲学が、或いは人の言葉が徳、道徳、倫理、法律、法規範、法、理念、Ideologie、考え方、考えなどなどといってみなしてきたものへの反駁は、批判といわれている。そしてこの機能のみが、哲学に任されている。

2013年12月13日

蛮行

腐った大都市民
低俗な東横民が高貴を侮辱する
卑劣な関西人が世間を誹謗
堕落しきった天皇制
誰もこの現代を愛し得ない
退廃した老人が若者を搾取
誰もこの現実を愛し得ない
終焉した文明
資本主義は虚無で欺瞞で偽証だ
誰もそこで幸せになれない
僕が救い得た者に問う
誰がここで幸せになれた
誰もここで幸せになれない
欧米と弥生の蛮行は飽き飽きだ

教訓

ひどく低俗な世の中を見るな
彼ら衆愚には破滅がくる
高貴にあれ
高尚な者としてあれ
この世は悪例に溢れている
来世を見ていよ
因果の内にのみ人はある
偉大であれ
模範をみて間違いをみるな
神を信じ偶像を拝むな
先祖も先哲も完成していなかった
孤高であれ
学問を愛し時を無為に費やすな
愚か者を道連れにするな

合間にねてしまった
よあいにまちかまえた
世はまちつづけ
僕が会う筈の人はいない
残酷にすぎゆく時間の中で
大都市はなべて無にしていく
静かに本を読みながら
立派な人たちの思想を追って
この下らない現世を
君は会う筈がない者に問う
つまらない現実
会えなかった人に問う
なぜ何のために生まれた
地球は回りつづける

人類らしさ

世界が本来そうある筈だった社会性にとって、常に人類らしさもその側面として残り続けた。なぜ人類はこの遊びをこえようとしなかったか。

しもやけ

あさやけにしもやけときのまたたきはすぐ

2013年12月12日

時は残酷にすぎていく
さもそれだけが真理である様に
町が巡りくる時を繰る
さもそれだけが正義である様に

2013年12月11日

足音

空にすぐ冬の足音

2013年12月8日

空気

夕暮れのすがすがしいうつくしさ澄んだ空気の磯原町

2013年12月6日

薩長政治

豊田たて田畑を潰す寡頭政

官尊民卑

天皇が上官で、国民が下民である限り、この国は官尊民卑から逃れられないだろう。大本営の信用性並びに、情報知悉の優先度論も同様。

物理学

太陽系遊動説。太陽系はまた、銀河系の中で一定の法則を伴って運動する体系に過ぎない。その物理法則は、類比できるほか一切の自然に準じる。従って太陽系もまた単独での永久運動ではなく、可塑的で、外部との物理関係が弱い間の一時の姿である。

事業開発

年賀メールサービス。ウェブ上で依頼者が既製品に文字入れ、または簡易的に見本から細部をデザイン変更し、受注者が年賀はがき又は年賀メールを直接発送してくれるサービス。プライバシーは厳重に管理。仮見本を、依頼者が無料でうけとることもできるもの。

夕暮れ

夕暮れの色も様々変わりけり
夕暮れの町に暮らしの声響く
手にしたい夕暮れの時のわずかさ

2013年12月4日

花園川の奥からの流れ来る水ははてしなく太平洋に注ぎ続けてわれらの目前をすぎていく

波風

夜は朝をのみこんで
はてなき日々をくりかえす
月と太陽は空をめぐる
さも宇宙はそうあるべきと
うつろいの上によせくる波風の
合間に人は時を見た
どれほど大昔から
はるかな宇宙を生きてきた
町の灯はいつに向かってともっては
今日というこのまたたきを
まぎれることなきひとときに
自然を作りし力によせて
さざなみのねへくりかえす
さも地球はかくあるべきと

2013年12月2日

アジアの夢

いつからこの自由に辿りついた
いつから
遠い海
始まるまで夜の大海をながめ
花火が回りながら日々を過ごす
終わりまで朝焼けの月をながめ
人々の幸福は忘れられてしまった
はてなき大都市は物語りもせず
じりじりと
底なしのうつしよを作り上げていく
人々の高徳は忘れられてしまい
のこされたアジアの夢は悲しみ
誰が望んだという
日々のめぐりは思い出されずじまい

大北川

つとめてに白鷺戯むる大北川