2021年2月10日

偕楽園藤棚、鶴の田復活計画

烈公によって構想された頃の偕楽園を復活させる計画。公の愛民思想のよりどころとなる田園を、好文亭と、藤棚から眺められる。

好文亭方面を見る。

 3つの円形の田んぼはタイムホール(時の穴)の様に、そこだけ時空を越えて復活した様に見える。右手に藤棚。 


 藤棚構造のスケッチ。

 直径50mの構造物の全面に藤を這わせ、世界一見事な藤棚をつくる計画。好文亭がわから見下ろす姿になる事を考慮し、構造物自体を花に見立てている。

 

 復活した水田のあいだから、千羽湖方面の藤棚を眺める。

 

 藤棚の内観イメージ。

 天井高2.1mの構造物から垂れ下がる藤の花で、四方八方が色づいた様にみえる。淡い色の日陰で休むことができる。

 

 敷地と配置図。

 3つの田んぼはかつて烈公によって1つがいずつ放されていたタンチョウヅル、マナヅル、ナベヅルの名をとって、丹頂の田、真(まな)の田、鍋の田。

 

(藤棚の基本設計図。クリックで拡大)
 

2.上図と『好文亭四季模様之図』にみられる、タンチョウヅル、マナヅル、ナベヅル

2021年2月9日

磯原町常磐道展望スロープ計画




磯原町常磐道展望スロープ計画
2021年
公共施設

2020年3月11日

新型コロナウィルス隔離兼治療施設

新型コロナウィルス隔離兼治療施設
2020年
公共施設

 滞在期間が最低2週間から長期にわたるので、わずかでも憩いの機会を作るため仮設住宅を並べた単位の中心部に、つねに窓から緑が見え、かつ、一定距離で飛沫感染に配慮したベンチのある中庭を設けた。なお植栽は夏場に繁茂し日陰を作る常緑樹が望ましく、特に治療区で外に出れない時の経過を感じる(季節感のある)落葉樹は望ましくないと考える。
 なお実際の設計には、感染症の専門医と事前に相談し、清潔度(滅菌度)に応じた区画整理などの知見を組み入れる必要があるだろう。

2016年1月1日

全国知事会議事堂

偕楽園公園内に設けられた全国知事会議事堂。近い将来、撤廃される国会に代わる施設として計画されている。
 敷地兼配置図


2011年1月1日

北茨城市立図書館別館

  北茨城市立図書館の別館計画。構造はコンクリート充填耐海水鋼管(CFT造)による。海風が心地よい敷地なので、心地よい風を受けられる屋上庭園、地上階に通り抜けのできる庭を設けた。また庭には夏に涼しさを感じられるよう笹を植えた。敷地を通り地下駐車場へつながるドライブスルーの道路わきには向日葵を植えた。同じ様に秋には、全面ガラス張りの内部空間の目の前に銀杏が色づいて、訪れた読書家らを包むだろう。
 浮かんだ円盤はひさし状につくられてもいるから、夏の日差しをさえぎり、冬は内部まで暖かな日差しをよびこむ様に調整されている。地上から建物を浮かせている高さ5mの列柱は木々の様にランダムに置かれており、浸水や洪水から図書・建物を守る。屋上面にうめこまれたソーラーパネルや蓄電池により、普段は運営費の節減、災害時には避難者を受け入れて応急的な自立ができる様に計画されている。

読書家が木々の間を歩く様に、柱は無作為に配置されている。
 

内観。ひさしは冬に陽光を導き、夏に陽光を遮る。

館内電力は屋上面に埋め込まれたソーラーパネルで賄える。パネルは面に直接埋め込まれているため、屋上庭園は直径50m程でごく広くつかえる。
 


2010年1月1日

2009年1月1日

五輪競技場

 鏡面仕立ての競技場。
 内部の観客席は浮いており、すべての観衆は行われた試合を等しく、好ましい斜め上からの位置でみわたせる。内部は完全空調で、内部照明の調整によって四季のどの時点も光の表情として再現できる。円形の天窓は太陽光発電照明を挟んでおり、自己発電を可能にする。外壁は鏡状の歪んだステンレスパネルがはりめぐらされ、日射を撥ね返し、ありえる温熱費を削りながら長期的に天候から耐える。と同時に、それは投影された映像や周囲の夜景を映し出すスクリーンとして、最も進んだ流行を変幻自在に照らす世界的情報源となるだろう。

 ステルス状の外観

 昼と夜で異なる表情を魅せる内観、照明システムの変幻による。