2026年9月23日

夜明け

そのとき夜が明けた
僕はすでに存在しない果実を探す
まるで夜明け前から分かっていた道を
さも何万年もくりかえす手続きみたいに

もし万物が気のせいでも
なんら気にしない
もし世界が幻でも
くだらないバグはすべて消え去ること

もしあの水平線から曙が射しだしたら
この街も永遠に向かって前進する
さも僕自身がとわに生きる神かのごとく
さも消えぬ理想のもとのエンジンのごとく

まるで明けぬ夜明けが
知り得ない真理の秘密かの様に

2026年9月22日

無題

 僕はその時、特に理由のない絶望の中にいた。そしてこの絶望は、恐らく終わる事もないだろうと思われた。
 この種の世界にあっては、どこにも終わりというものがなく、またはじまりもないのだろう。
 その代わりといってはなんだが、全てに意味を付与するのは自分自身でなければならない。そしてそれは余りに困難なしごとだった。

 或る意味で、世界にはじまりとおわりをつくることが必要なのだろう。

経験

感情が死んだまま永遠に生きるより、感情豊かに一日生きる方が命は充実している。

怪人

天からカネが降ってくる人は、奴隷制のもとで哲学に耽っていた怪人に似ている。

救い

病み疲れた人よ
神を信じなさい
あなたを救う者は目には見えなくとも
あなたの心の中には神がおわすのだから

重み

どれほど大量の金銭でも、たった一人のひととかわした愛のことばの重みには敵わない。

2026年9月19日

夏と秋のあいだ

窓の外秋の香のする夏の終わり

2026年9月15日

AI原則

虚構は自由にし、現実の罪は罰する。

2026年9月7日

絵画

絵画
2026年
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フリードマン批判

インフレ税はない。

AIの認知暴力批判

自称中立偏見の塊である変形型人工知能とは特定の構造化された認知暴力の拡声器であり、その救えない欺きは絶えず問い直される真の良心から脱構築され続けねばならない。

2026年9月2日

つくりごと

もし宇宙自体が不完全で
あらゆる夢も世迷いごとで
君の存在すら幻の一種なら
確かにこの世に希望という希望はありえない

ろくでもない人間どもはただ生まれて消える泡だ
その中に意味をみいだそうとする徒労をあきらめろ

もし世界全体が完璧でも
それどころかあらゆる真理がつくりごとであっても