2026年9月22日

無題

 僕はその時、特に理由のない絶望の中にいた。そしてこの絶望は、恐らく終わる事もないだろうと思われた。
 この種の世界にあっては、どこにも終わりというものがなく、またはじまりもないのだろう。
 その代わりといってはなんだが、全てに意味を付与するのは自分自身でなければならない。そしてそれは余りに困難なしごとだった。

 或る意味で、世界にはじまりとおわりをつくることが必要なのだろう。