徳の高みへの急峻な道と聖人君子へのぬれぎぬによる悪党の自滅

聖人君子を悪役にしたてあげた人々は、丸で滑らかな坂道に置いた大きなビー玉のよう転落し続け、社会の淀みに当たって大破する。かれらのゆくえを知る人とてない。徳の高みへの道は急坂なので、一度転がり始めれば破滅も早い。途中で片時も油断してはならない。足元が滑ればすぐ修正しなければならない。