鈴木雄介ブログ
2021年2月6日
まことの国
小さいながらもここには理想があり
それは誰にとっても憩いの場となるだろう
小鳥さんたちが訪れ池で毛繕いをし
綺麗になった羽を伸ばす
蓮の隙間からめだかの子が覗く
果てしなく平和で恵まれており
無限に続く四季の中でなにも心配がない
毎年あらゆる花が咲き乱れ
夏には繁茂した植物の間に陽光が降り注ぎ
秋には正装した虫達が演奏会をする
冬には雪が降り積もりみな眠って休む
新たな春に梅が天下のさきがけを告げる
そういう場所を作る
自分のいなくなってからも
とわに続くまことの国を
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