2010年4月21日

春寒し

春寒し我が日本にも曇り
吐き捨てて進む我が道水戸の梅
持ち主の代われば消える柿の木ぞ
江戸っ子の生まれ損ない死ねば雪
皇室のひざ元にありて凍る武蔵野
倭の並ぶラーメン屋の角に掃くつばき
汚なけりこの世のどこも春の風
芥川御前の俗塵情けない
関西人喋るが葉桜見ゆる窓
不満しかない國潰れろ桜が散る
東京人馬鹿は分かった葉桜
酔いしれる東京タワーはいつの夢
うざすぎる溢れる倭人どぶの花
真冬日を過ごす日々あり死ね倭人
アスファルトに散る桜花を通り越す
老人が搾取メイド倭春に死ね
南蛮虫か倭奴どちらも死ね春と
白人女がでしゃばる春雨の宵地下鉄
ふえまくる関西奴が銭儲けの嫌な春休み
居直る天皇が呼ぶ俗物と園遊会の桜
漣のつらなる夜と響く雨足に鶯
中国人と子供の仙台に春の足音
猿ありし庭先に磐城の真夜中
坂龍がかっこつけてるのを茶漬け食べながらみた
京都のゴミ虫が踊る春って全然面白くない
さやさやと響ける耳に七夕飾り
安物買いの銭失いユニクロなワンピース
武蔵野に響く石のおと乱暴な少年投ぐ工事看板へ
夏物の街の装い横浜駅前
誰もなき駅の潮風大磯よ
鎌倉へ向かう道のりに眠る子
つまらぬサラリーマンジャップが新学期
まだやってんの受験生の一喜一憂東大前
京大生うざい頭だ揚げ足取る貸借文字面
さやかなり浜辺の雲の波となるテトラポット
ダイドー自販機の関西弁ムカつく春先か
ラグビー場いまでは静かに艸の香の
侮れぬそらにちらつく雷様