鈴木雄介ブログ
2010年2月7日
理想の光
世界ではじめに
理想を見た人は
それが輝きの余り
世の中を占めていくのを
ただわずかな明かりの射す
障子越しに見ていた
おそらくその光は理想の高さを
あまねく照らし尽くし
世の中でけがれた暮らしをする
幾多もの生命体をただ一つの
理由で洗い浄めて行くつもりだった
僕はその光の中に
人類の業も世界の誕生も
宇宙の将来も見た
地球が回るその小さな隙間の中で
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