2008年2月11日

文芸論

小説と呼ばれる文脈は哲学を含む詩である。散文的であれ物語的であれ。あらゆる文芸は詩の絵画的叙述。
 文学とされるべき対象は存在しない。それは言語学へ回収される。
 哲学論文は文芸へ内容を提供する。形式は芸術にのみ問われうる。芸術は趣味の創作的な判断であり、そして趣味は学問に還元出来ない。審美観は各自が絶えず適意に対して比較検証的に養生する事ができる感情でしかありえない。