2007年12月28日

walkman批判

MD[Mini Disc]は極めて優れた製品規格で、ipodの流行が過ぎれば世界規模で再び需要が増進する事は間違いない。
音楽を含む一般記録用のCD[Compact Disc]が含むほぼ全ての欠点を解消している。いわゆるスマートメディア類に比べ量産可能ゆえ安価で日用に向き、何よりカートリッジ型でメディアのほぼ半永久的な寿命を確保しているのが決定打となった。
MDはCDより市場規模も広く市場寿命も長いのは疑うべくもない。というのは、その規格さえ伝播すれば中身のディスクを[Blu-rayやDVD等へ]層状高度化するだけで大容量に対応しうる。

walkmanがipodに対抗する必要は何ら無いであろう。両者は理念が違う。
ウォークマンは初代会長の娘がラジカセに齒り付く代わりにportabilityを持つオーディオをもたらすのが初志であり、ipodは単にパソコン内楽曲のmobilityに過ぎず新型オーディオプレイヤーとしての発祥ではなく、浅い。言い換えればipodとは音楽機能に特化した持ち運ぶデジタル信号機でしかない。
walkmanが世界中に発明した『携帯オーディオ』としての品質はMD市場の巻き返しによって必ずや実現するであろう。