電球色の原因はフィラメントの発光に帰着する。
蛍光灯は紫外線を蛍光塗料層を通じて視覚域に調整している仕組みなのだから、この塗料の種類を[現状でも一部普及している]暖かみのある色に代替すれば電球色と変わりない視覚的な安寧効果を蛍光灯ながら得る事ができる。
例えばアメリカ市場では電球に未だに需要があるが、enelopの様に「環境意識」に訴えるパッケージに仕上げ、電球型の温色蛍光灯を宣伝すれば相当の儲けや社会貢献が揚がる事だろう。
これを[商標自由で]仮に『enelook』と名づける。同様の波及を狙って再輸入すれば日本に於ても冷たい色彩の蛍光灯普及率を、例えば家庭の居間や食卓から体よく追い出して無意識の団欒に寄与する所多大であるだろう。