2007年5月20日

土着性の互譲論

各民族の共生の為には相利的関係を養生する様に国民性を指導すべき。
 世界中が理性至上の幸福主義を信奉する日はありえない。たとえ数学や、形而上学すなわち哲学においてさえ、理性の絶対は確定し得ない。ならばその基本定律は普遍的ではない。乃ち、西洋文化的でしかない。
 我々は各民族特性を最善化し、且つ互恵しうるような国際秩序を折衷しなければならない。決して世界中が等しく自由主義に染まりうると信じる事はできない、民族文化の土着的な根深さを悟るなら。