2020年12月21日

自由を憎む国民、自由を乱用する国民

自由を憎む国民は、遂に自他へ奴隷たる振る舞いを強要する。
 日本人一般の信じる理想的奴隷は口答えせず、自ら考えず、他人を傷つける事をなんとも思わず、上官上司の命令に従って、地位や学歴通りに服従し、自殺攻撃や同類の殺処分に唯々諾々と従い、天皇陛下万歳と叫んで終生納税し続けねばならない。そして日本人右派一般は、この様な国民をなんとしてでも明治政府的天皇制結束の下にある国家社会主義ドイツ労働党的義務教育で作ろうとし、その長州閥初代総理・伊藤博文的専制に敵対する者を左翼と名づけ、無益に蔑視しながら迫害しているのだ。

 だがもっとたちの悪い反自由主義者は、自由を無際限な放恣に置き換え、ネット犯罪の匿名掲示板を作って金儲けしたり、不道徳礼賛したり、大公害を利己心で合理化したりし、深刻な迷惑行為や致命的な人道犯罪に全く反省しないまま自由を求め続ける。彼らのいう自由とは、害他をかえりみない無際限な利己主義のいいかえなのだ。