2020年9月9日

橋下徹氏の不自然すぎる官邸ヨイショの正体

橋下徹氏(以下敬称略)がまた学者叩きしていた。それで今度叩いてる人みたら安倍晋三の恩師。加藤節先生で仰る事が大変まとも、ただもっと安倍は酷いから、教え子かばいすぎかなと僕は思ったが。三権分立の無理解とかのレベルじゃないでしょ安倍は。違憲無法者でしょ。
 それで最初思ったのは、成蹊大学って法学部政治学科は最低でも安倍みたいな本物の無知を輩出してしまった点で罪深いし、加藤先生も政治学史どころか全然憲法わかってない次元の人間を社会に箔つけて送り出してしまってるんだから偽免許与えたみたいなもんで不正教官と断罪されるべきだと記事読む前考えた。が記事内で加藤氏がいってる事は1から8~9くらいまでまともだったので――唯一おかしい点は、最後に丸山眞男引用しながら、敵も味方にしたら? とかいっている。安倍の権力亡者ぶり知ってたら、ますます悪政拡張するんだから政治勘がない先生だなとは思う、そこは橋下徹のいう通り――少し考え直した。勿論、成蹊大学はもうほぼ手遅れだけど今からでも遅くないから安倍の学位は取り消すべきだろう。だって憲法理解してない人を輩出してしまっているんだからそりゃ学生が非難声明くらい出すだろう。安倍が代表出身者だったら、成蹊と聴く度、世間が白眼視してもおかしくない。又馬鹿がでてんのかってね。しかし加藤先生が仰る事は、最後に無法な教え子の味方する戦法授けようとしてる点を除けばほぼ正統的だから、成蹊大学も含むエスカレーター式の成蹊学園がザルな事そのものにも罪があるのだといえる。加藤先生が単独で安倍晋三を落第させてようが、安倍の事だから抜け道使って卒業したんだろうからだ。例えそういうザルシステムの中でも成蹊大教授が誠実に職務遂行してたら、落第級の奴をお目こぼしとかしてる時点で学を授けるつもりがないのも明らかだから追試とかやって社会出て恥じない程度に教えたろうし、のちこれだけ亡国級の災いもたらすなんて気づいてなかったんだろうけど実際そうなっている。
 結局、教官評価制度で馬鹿学生だと簡単に単位くれるテキトー教授に高得点するだろうし、今日の大学は全方位的に出来損ないであり、安倍晋三はそこでの箔だけ虚学でつけたエスカレーター落ちこぼれ系の最たる実例だったのだ。大学改革とかで足りるかわからんが、最低でも肩書き虚学系は一切打倒が吉だ。例えばモギケン氏が毎度の如く東大クイズ王をぶっ叩いたり偏差値入試を迎撃しているけど、まさにあれ式に、実学なり哲学の本旨に劣る点は、イギリス系雑誌の引用主義による大学位階制の欺瞞(非英語圏や独創を考慮してない、ある説の流行度検知にすぎない)とかも含め、基本、遠慮なく潰していくべきだ。

 そんで、橋下徹だが、この人はなんで毎度学者叩きするかというと彼の理屈は「実践は理論ではない」というアリストテレスや孔子の時代から変わらない事実に基づいてるのはいいけど、だからって学者叩きは論理のすり替えである。だって政治理論はそれ自体で完成度があるんだもん。実践は実践力があるだけ。流石に弁護士資格を普通に試験やってとれたなら、憲法だの各法の体系を安倍級に理解してないというのは中々考え辛い。それなのに安倍アゲするのが全く解せない。幾ら実践派だろうと安倍の違憲立法に立ち向かうのが本来の法学者ではなかろうか? 幾ら佞臣だって行き過ぎというものだ。何か裏あるだろう。
 この直前にも、「知性」ネタで、白井聡氏のユーミン夭折だったらな願望発言とか、サルみたいな内田樹氏発言とか、いつもの学者叩きに拍車かかってきて、遂に安倍友になったか、としか言い様がない。前からそうだったんでした? そこまで観察してなかったけど。余りに不自然。そしたら伏線が既にあった。スガは橋下徹を総務相にしかねないらしい。ほらね。僕の直感の検知力は異常に高く、毎度自分でも驚く程なんだけどこれもだった。
 橋下徹は一見(特に地盤な大阪圏の)世間ウケする反知性ヨイショで入閣秋波を官邸サイドに送ってるだけだった。そういう男だ、皆知ってる。僕は昨今の国内マス向け自由派メディア急進系で矛先鈍ってないのはリテラと東京新聞、たまに西日本新聞と長周新聞くらいだろうなと思っているが、この僕が先に指摘した可能性がある橋下徹の黄信号は、きっとリテラが記事にするに違いない。
 橋下徹は維新・自民連立組む前座作ってんである、ツイッターヨイショで。