鈴木雄介ブログ
2015年12月29日
劇
幾筋にもつらなった今が
流星群の様に僕の目の前をすぎた
耳を塞ぐほど悲惨な事件も
まるでどれもが一幕の劇だ
僕は君を呼んでいた
遠くつらなる雲のむこうに
飛んでいく鳥
夢は覚めないまま
新しい宇宙を作りつづけるだろう
僕は君を探している
果てなくつづくこの現実のうちに
夜が明けないままで
飛んでいく鳥
まるですべてが一幕の劇だった
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