電子端末の普及により書籍業界はインターネット上での内容配信を余儀なくされるだろう。
書籍ははじめのうちあたかもレコードとCDの様に住み分けされるが、いずれ過半は多様化した電子端末上での閲覧へとってかわられるだろう。
これらを鑑ると、日本のwebが例えばふりがなを容易にすることや、web上での作家の囲い込みをすることに乗り遅れるほど不利な立場に追い込まれ絶命する。
Amazon等が書籍流通を殆ど後手にしていく先には単なるショッピングセンターになるだろう。そして代わりに、多彩な内容を電子配信するシステムを巧みに構築した会社が支配的となるのだ。
即ち「配信業界」が書籍業界の敗退に代わり時代の主要産業にまで成り上がるだろう。例えばblog等の書籍化ではなくて、より優秀な内容を配信できるbloggerの作家視の方が先進的な商売となるのだ。
彼らの持っている内容創作能力を効率よく商いに結べた者が時代の支配者となる。