2008年2月18日

音楽論

世界的な国際交響曲の完成に向けては文化の多声多彩が大前提となる。アメリカ化は、それを推進する自慢気な侵攻力そのものがアメリカ的なのである。凡そ覇権が長引く歴史はなかった以上、アメリカ文化の限界も又、それそのものの過信にある。我々はあらゆる国風の粋を最大限に発揮せしめることによってのみ、真実の芸術的交響に達する。