鈴木雄介ブログ
2006年1月19日
文学進化論
抽象概念を具体化して表現する物語小説という文学形式は基本、一般文化として愚かな者ども向けに考案されたもの。従って大人向けには随筆形式で充分である。現代小説自体、人権平等主義に基づいてそれらの境界線を失わせるべきで、後には真実を語るという文語機能だけが残るだろう。
詩というものは小説と随筆の中間に存在する実用化された仮の有り様。後にあらゆる文学は詩に等しくなるだろう。
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