時間よりもっと短いうちに、
だれかに伝ええない
すっかり勘違いされた自分がいる。
それで君は余りに焦り、
自分を消去した。
もう人など誰もいない、
事実さえ見当たらない夜更過ぎ。
君の言葉のその奥に、
既に落としてしまった宝石や
コンタクトレンズより透明な真実。
でも誰も気にしなかった。
だってそんなお遊びも
所詮宇宙の隙間で、
もし君がこの瞬間
急に消えてしまっても
僕はその世界に一つも残らない。
そんな普通よりもっと酷い
ありえないくらい凍りついた、
この星の小さな島で
あしたも下らない太陽に照らされ、
でも退屈凌ぎに主語はいうだろう。
「曖昧めかした自分なんて
最初から蜃気楼で、
はっきりしているのは
それも作り話だった」と。
だれかに伝ええない
すっかり勘違いされた自分がいる。
それで君は余りに焦り、
自分を消去した。
もう人など誰もいない、
事実さえ見当たらない夜更過ぎ。
君の言葉のその奥に、
既に落としてしまった宝石や
コンタクトレンズより透明な真実。
でも誰も気にしなかった。
だってそんなお遊びも
所詮宇宙の隙間で、
もし君がこの瞬間
急に消えてしまっても
僕はその世界に一つも残らない。
そんな普通よりもっと酷い
ありえないくらい凍りついた、
この星の小さな島で
あしたも下らない太陽に照らされ、
でも退屈凌ぎに主語はいうだろう。
「曖昧めかした自分なんて
最初から蜃気楼で、
はっきりしているのは
それも作り話だった」と。