2019年6月4日

先憂後楽と大衆迎合は対立概念

俗人は流行に乗り、多数派と共に最も損害をこうむる選択を行う。
 賢者は先憂後楽に則り、重要な点に逆張りして生きている。愚者は幼稚さを高い価値だと妄想し、成熟した判断を小馬鹿にしている。結果、賢者は最も望ましい成果を得ながらしばしば少数派のまま、大衆には啓蒙的に振舞う。