鈴木雄介ブログ
2016年10月21日
科学と哲学の違い
科学も社会学も、道徳については何も教えない。知識は既存現象を分析するにすぎない。しかし道徳は人が作りあげる規則で、科学からは永遠にえられない。科学知識、scienceは哲学にとっての道具でしかない。人が学ぶのは所詮道徳の為。
科学だけで十分だと考える人はいかに生きるべきかを知らず、そのため幸福にもなりえない。いかに生きるべきか、つまり義務は徹頭徹尾、その人個人の哲学に求まる。そして哲学の程度、あるいは種類に応じてのみ、その人が幸福になりうるのだ。
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