鈴木雄介ブログ
2016年10月10日
清貧の幸
人は死と向き合う限りにおいて、人生の希少さや有限さに悟る。死への先駆的決意性の前でのみ、人は有意義さを探求し直す。死を想え。生は死の前でのみ、意味を持つ。
清貧の幸と、下賎な成金の快楽とを比べると、前者の方が尊い。清貧の幸は下賎な富に勝る。後者は不道徳の故に将来の破滅を意味し、前者は救済を意味するからだ。
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