2016年8月29日

貴賎と報酬

下賎な人間は下賎な名声を得る。高貴な国は高貴な報酬を与える。知恵は最高の報酬である。清貧が高貴な名声である。真の名声は自己犠牲の代償である。富は徳目の目安ではない。富も権力も、幸福な国の目安ではない。幸福な国は民の徳性が高いのである。幸福な国では善政が行われる。最善人が育った国が、最善の政治を行うのである。最善人はよい生まれと、よい育ちが必要である。最善人のうまれ育った国は、善政を行う。人々は最善の人間を生み育てる事によって、幸福な国をつくる。腐敗した国ではあしきものが子孫を残している。次世代がよりわるく、より愚かになる国は、不幸である。人々の普段の行いこそが、幸福な国か、不幸な国かを決めているのだ。普段の行い、隠れて誹謗をする民の多い国なら、その国は陰湿な悪人がはびこる。普段の行いが陰徳を積む国では、善を行う者が生き延びる。幸福な国に生まれ育った事のない民は、不幸である。不幸の民は民自身の悪業によってそうなのだ。最善の国、至福の国は、民の普段の行いこそが最善なのである。最善の民の暮らす国にあって悪政を行いようもない。悪政が行われると嘆いている民一般は、普段の行いが悪い集団にいるのだ。よりよい国、最善の集団に属せ。最良の県に生まれ、育つべきである。最善の市に、最もよい町に生まれ育つべきである。最善の業をもつ者の都道府県、市町村が、最も幸福なのである。最善の国で生まれ育てなかった、と嘆く者は、両親の悪業を背負っているのだ。民衆政が生じる理由は、生まれ育ちのよいものがいない証拠である。民主主義とは最も堕落した政治の形である。最も生まれ育ちのよい人間は、道徳によって、人々から尊敬を受けるであろう。尊敬すべき人間のない社会は、最悪の政治を行う。道徳の高い人間、生まれ育ちのよい人間が一人でもいる社会は、尊敬すべき政治をおこなう。天皇より生まれ育ちのよい人間が生まれた県は、新たに善政をおこなう。天皇より生まれ育ちのよい人間は、天皇以上の権威と尊敬を受ける。最善の政治が最も幸福な人生をもたらすのだ。最善の政治を求めるには、みずから普段の行いを正せ。最善の政治は民全てが善良であって、最良の民の中の最善人が最高の政治を行う。悪辣な民の間で、善政を求めても無益である。悪辣な為政者に善政を期待する事はできない。尊敬すべき道徳を持つ者を、為政者にするべきだ。最善人を見つけたら、最善人に力をもたせるがいい。最善人が最大の力をもつ社会こそ、幸福な政治をするのだ。最善人は最もよい生まれ育ち。どの社会にあっても、最善人をみつけだすがいい。最善人に最高の権力を与える事が、善政の原因である。最善人を国政に推薦せよ。極悪人の立候補をくじけ。極悪人の偽りの権力を、権威を、象徴をあばくがいい。最善人が引きこもっているなら、そこは悪い国である。極悪人がでしゃばっているなら、そこは滅びる国である。善悪を見分けられない民は、愚民である。賢明な民のもとに、最善の政治がある。最善人を推薦できたくにが、幸福な社会をつくる。最善人は謙虚であり、推薦を受けねば政治を行いはしないだろう。政治家は推薦によって選ばれねばならないのだ。傲慢な人間は自ら立候補する。傲慢は悪徳である。謙虚な、最善人を推薦して権力者にせよ。最善人のつかさどる国は、幸福な政治を行う。悪政をかえたくば、傲慢な極悪人の立候補者をくじくべきだ。傲慢な立候補者たち全てを否定せよ。傲慢な立候補者たちの腐敗国政を否定せよ。最善人を推薦し続けよ。最善の国、最善の国政のもとにあってのみ、人は幸福たりうる。最善の国は国をこころから敬い、誇るであろう。最善の国は民をこころより愛するであろう。最善の国は政府のふるまいを尊敬するであろう。最善の国はどこかにあるのではない。最善の国は民のふるまいなのだ。最善の国は知恵の高い民のもとにあるものなのだ。知恵のある民を生み出すには、学問が必要である。知恵のある民をみいだすには、哲学が必要である。学業によって民は賢くなる。勉学によって最善の民が生じる。最善の国は、結局、普段の哲学次第なのだ。哲学を愛する国では、最善の政治が行われる。哲学を愛する民は、最善人を国政の長とする。最善の民をうみそだてるには、哲学を愛せ。知恵を求める者を、尊べ。知恵の高い民は、優れた子供をうみそだてる。善良な子供が、優れてよい政治家になるのだ。最善の政治とは、普段の民のおこないが、知恵の高い国の日常である。民が愚かで、学ぶ気がない国は、悪政が日常である。富によって貴くなるのではない。知恵によって貴くなるのである。富は知恵を得ようとする者の為に費やせ。富を下賎な者についやしてはならない。富を浪費した国は、悪政によって自滅していく。高貴な国は平和を保ち、下賎な国は戦争を起こす。かつて、平和によって亡びた国はない。亡びる国は戦争によって亡びたのだ。最善の政治は平和を維持し、促進する。悪政を行う宗教権力者を崇めるな。いかなる権力者も、善政を行わねば存在すべきではない。いかなる象徴も、悪政のもとでは悪の象徴にすぎない。悪の象徴を崇めるな。戦争によって平和をえることはできない。最善の政治は、永久の平和をつくる。未来永劫、戦争の惨禍のない社会では、最善人の政治が永続したのだ。最善人はよい生まれ育ちの者が1人、存在している事である。最善人が1人もいない社会のみが、戦争によって滅亡したのだ。多数派が最善人を弾圧した場合、最善人は亡命する。最善人を国政につけねばならない。最善人が他国に亡命すれば、祖国は亡びてしまう。他国からも最善人をあつめよ。あらゆる国々から、最善人をよびこめ。最善の国は、尊敬を受ける。最善人は特定の種族からのみ生まれるのではない。最善人はよい生まれだが、どの種族か、決まっていないのだ。最善人の種族が、永久不変に最善人を生むわけでもない。最善人の血統が、永久不変に最善人のままなのでもない。最善人の配偶者によって、最善人の血統も堕落しうる。最善人の配偶者も最善人でない限り、また先祖も最善人のみでない限り、最善の血統は永続しない。最善人がただ1人である限り、最善人は1代で途絶えるかもしれない。最善人が永続する可能性はごく低い。最善人の血統は、殆どの場合、1代でかえられねばならないだろう。よい生まれ、よい育ちは、時代によって変化しやすい。ある時代に最善人を生み出した文化は、未来においては必ずしもそうではない。あらゆる文化を弾圧するな。どの文化が最善人を生み出すか、未来において分からないのだ。あらゆる種族を断絶させるな。どの種族が未来において最善人を生み出すかもしれない。最善人に最大の力を与えた国は、もろもろのあしき国より幸福な時代をつくる。わが国の栄えも衰えも、最善人の推挙にかかっている。最善人を見出せば、彼の謙虚をおして、国政にあげよ。最善人が断ろうとも、最高の権力を与えよ。最善の国のみが幸福なのだ。最善の国のみが生きるに値する。程ほどの国は、最善の国より劣っている。程ほどの国の人生は、最善の国の人生より、不幸である。人は、最善の国に住みたいと欲する。最善の国では政府も、政治も、尊敬されている。最善の国では、上に立つ者は、民よりも善良なのだ。善良な民を高い地位につけよ。悪質な民に権力を与えているなら、断固として奪え。義憤をもってあしき権力者の力を奪い去るがいい。最善人が最高の力を持っていない国は、恥ずべき堕落である。極悪人が最高の権威を得ている国は、罪に値する。最善人の治める国は、諸々の尊敬すべき国ぐにから、最大の尊称を得る。果たして、最善人の国のみが、のぞましい名誉を得るのだ。最善人を貶める衆愚の国では、あらゆる汚名が全ての民にふりかかる。性格のわるい民、下賎な民の国では、汚名のみが与えられる。最善人の国のみが、全ての他国民から尊敬を受けるのだ。最善人の国は、全ての国々の幸福を願う。悪意を持った他国に対してさえも、慈恵で接する。悪意を持った国に戦によるのではなく、支援によって和解する。最善人の国はあらゆる民が住みたいとのぞむので、世界で最も栄える。最善の国は、まるで帝国の様相を呈する。だが、帝は悪徳によって尊敬されているのではない。最善の国の為政者は、公徳の高みによって尊敬されている。公徳はあらゆる才能のうち、最も政治に適した才能をいう。公徳はあらゆる民の幸を願い、実践的解決を見出す才能である。最も公徳の高い民を、政治上の最善人とみなすべきだ。最も公徳の高い者を卑しめる国では、不幸な人生が生じる。悪政は民を虐げるのだ。劣った船頭のように、悪政は民を悪業にいざなう。最善人は富によるのではない。最善人は知恵によるのである。諸々の知恵にあって、最高の知恵が、公徳である。万国の為政者ともっともふさわしく和解する人間は、最良の政治家である。敵対し、悪意を持つ国に対してさえ、悪意を持って返答するな。敵対し、悪意を持つ国、侵略や搾取を行う国に対して、有徳なふるまいをせよ。弾圧によってではなく、知恵によってまされ。最善の和解とは、常に、知恵によるのである。武力によって得た仮の平和は、すぐに失われた。侵略や征服は、恨みを残した。うらみを残した侵略や征服は、必ず復讐を呼ぶ。最善の国は、いかなる侵略や征服によってもみいだされない。最善の国は常に、平和を永続させてきた、ある集団がみいだすのだ。最善の国はもたらされるのではない、普段の民がもたらすのだ。最善の国は、生まれ育ちのよい民の集団のことである。最善の国は、遺伝と、環境において、最良である。よい場所に住み、よい遺伝をもつ民の集団が、最善者をうみだす。最善人は悪政をおこなう、あしき生まれ育ちの民からはうまれえない。不幸な国は人口を減らし、ほろびさる。幸福な国は人口をます、さかえゆく。人口が減り続ける国は、ほろびのさなかにある。あしき民は、不幸な人生に憂い、子供をうまない。よい民のもとでは、生まれ来ることは希望と約束された幸福である。あしき民の、最悪の国では、生まれ来ることは不幸の原因である。極悪人の国でうまれ来ることは、後悔のみをもたらす。生まれ育ちのわるい民は、生命を否定せざるをえないのだ。最善人を生み育てられなかった国では、死のみが希望となる。自殺の多い国では、生まれてくることが不幸なのである。最善人の治める国にあってのみ、永遠の栄えがえられる。永遠の生命は、最善人のおさめる国にある。最善の国に生まれたくば、普段の行いの清らかな県に住め。最善の国は最善の民のくらす市にある。極悪人を見出し、比較的悪質な民をみいだした地域から、外に出よ。あしき民の、悪政の地域から、亡命せよ。最善の民、最良の集団がくらす地域に移民せよ。最も幸福な人生は、最善の民、比較的善良な集団の中にあって得られる。極悪人集団がしきる国政は、常に打破されねばならない。最善人の長となる国にかわらないかぎり、悪政の国はほろぶのだ。極悪人はみずから傲慢に立候補する。最善人は決して立候補せず、謙遜している。国政に最善人をつけるには、推薦のみが手段なのだ。推薦のない選挙では、より悪政がすすむだけである。自ら最善人をみいだし、彼や彼女を推薦せよ。より最善の公徳を持つひとをみいだしたら、彼や彼女を推薦せよ。最善の国は最善人が長をしないかぎり、つくりえない。最善の国以外にうまれ来る意義はない。よりあしき国に生まれ育つほど、反面教師の道具にされるだけである。悪例扱いされ、悲惨に死ぬ人生は、不幸である。あしき人間が繁殖する国は、ますます悪くなってしまう。悪政のもとでは、より悪い人間のみが、子供を生んでいる。悪い人間が子供を生んでいる国、都道府県を、反面教師とみなせ。最善人、善良な人間が子供をうんでいる国のみが、生きるに値する。