はじめにちいさな橋をかけて
虹はとおくへのびていった
いつしか僕らのまえにひろがる
真実というあかしを手に入れよう
小さなかんざしを手にして
誰もがためらうこの日に君は
とまどう理由もないみたいに
いくつもひまをなくしていった
とびらをひらく為のかぎをおとして
もういけないかもしれないそこで
まるでとまどうわけもないみたいに
誰もがねしずまるうしみつどき
つたえようとした言葉はとけて
よぞらの一部になってしまった
2013年10月31日
2013年10月30日
常磐線
地上を駆けていく
時空のなかで
僕らはいのりつづけた
はてしない田園のつづく常磐線
いつか会えるはずの君に
この東洋という渦の中で手紙を書くよ
だれも僕を理解してくれないけど
君だけはそれをわかってくれていた
散り去る楓は海にたゆたう
木枯らしは川面をゆらす
いつか会えるはずの人に
この光景の中で手紙を書くよ
黄金に輝いた稲穂は摘み採られ
すばらしい午後のつづく常磐線
時空のなかで
僕らはいのりつづけた
はてしない田園のつづく常磐線
いつか会えるはずの君に
この東洋という渦の中で手紙を書くよ
だれも僕を理解してくれないけど
君だけはそれをわかってくれていた
散り去る楓は海にたゆたう
木枯らしは川面をゆらす
いつか会えるはずの人に
この光景の中で手紙を書くよ
黄金に輝いた稲穂は摘み採られ
すばらしい午後のつづく常磐線
2013年10月29日
2013年10月28日
大雨
次々宇宙はめぐりつつ
あしたがやってきた
僕はたずねようとした
たずねようとねがい
なくしてしまった
次々月日はめぐりつつ
ことしがおとずれた
おとしてしまってから
月日は次々めぐりつつ
この雨はふりつづく
よどみをあらいながす
かなしみもなくなればいい
おろかな人類をあざわらう
この大雨
あしたがやってきた
僕はたずねようとした
たずねようとねがい
なくしてしまった
次々月日はめぐりつつ
ことしがおとずれた
おとしてしまってから
月日は次々めぐりつつ
この雨はふりつづく
よどみをあらいながす
かなしみもなくなればいい
おろかな人類をあざわらう
この大雨
虎の衣を借る関西悪魔
私が一番愛しているわが風土を郷里の友を
その偉大な学術文化
繊細で神々しい自然と生きている仲間達
はるかなる歴史と伝統を
魅力がない最低だと侮辱し続けてきた
関西福井出身の卑しい東京土人俗物
茨城様の原発のおかげで生きながらえてきた
茨城殿の食料のおかげで生きながらえてきた
首都の衣を借る醜くちっぽけな煽り屋
どうか神様があの重罪人を消してくれます様
どうか神様があの極悪人共を罰してくれます様
この世に真が示されて
あしきみぐるしき大都会貧民窟が滅びて
よきうるわしき田園社会が救われます様
その偉大な学術文化
繊細で神々しい自然と生きている仲間達
はるかなる歴史と伝統を
魅力がない最低だと侮辱し続けてきた
関西福井出身の卑しい東京土人俗物
茨城様の原発のおかげで生きながらえてきた
茨城殿の食料のおかげで生きながらえてきた
首都の衣を借る醜くちっぽけな煽り屋
どうか神様があの重罪人を消してくれます様
どうか神様があの極悪人共を罰してくれます様
この世に真が示されて
あしきみぐるしき大都会貧民窟が滅びて
よきうるわしき田園社会が救われます様
あした
どれほどたしかなさきゆきか
ときはメトロノームを鳴らす
チクタクチクタク
だれもがねむりにつくよなか
とてもおおきなめじるしで
あさは太陽をのぼらせていく
ジリジリジリジリ
自由が早起きする世界
すぎてしまったことさえ
なんのことかしりはしない
はじめにめざした今日は
てにはいりもしない
おわりにたどりついたあしたは
いつでもいのりつづけるためだった
ときはメトロノームを鳴らす
チクタクチクタク
だれもがねむりにつくよなか
とてもおおきなめじるしで
あさは太陽をのぼらせていく
ジリジリジリジリ
自由が早起きする世界
すぎてしまったことさえ
なんのことかしりはしない
はじめにめざした今日は
てにはいりもしない
おわりにたどりついたあしたは
いつでもいのりつづけるためだった
2013年10月26日
さざなみ
もうすこし希望のある話がいいな
あまりにこの世は地獄じみてる
とってしまったばらの輝きは
永遠のまえになみだをためた
しずくになってきえてしまいそう
だから人の世を忘れてしまっても
いま一度おもいかえせる
枯れ果てたそのすがたでさえ
何度でもゆっくりおもいだせて
少しよりのぞみのある未来がいいわ
とわのまえになみだをながし
真新しいこの世界であれ
幾度でもささやかなくりえかえしと
波のおとが重なりあうときを
あまりにこの世は地獄じみてる
とってしまったばらの輝きは
永遠のまえになみだをためた
しずくになってきえてしまいそう
だから人の世を忘れてしまっても
いま一度おもいかえせる
枯れ果てたそのすがたでさえ
何度でもゆっくりおもいだせて
少しよりのぞみのある未来がいいわ
とわのまえになみだをながし
真新しいこの世界であれ
幾度でもささやかなくりえかえしと
波のおとが重なりあうときを
2013年10月24日
晩秋
散りぢりになって消えてしまうパズル
光る床にまぎれてしまった君は
虹にあふれた月のあいまに
幾重にもなった夢を見ている
とびかう騒音
かなであう草花
どちらにしても猫走りにねむって
疲れてしまった真昼の太陽
どちらにしても猫走りにむかって
散りぢりになって融けてしまうパズル
暗いそらにまぎれてしまった君が
ささやける音楽
いずれにしてもこの日はすぎさる
遅れてしまった晩秋の太陽
光る床にまぎれてしまった君は
虹にあふれた月のあいまに
幾重にもなった夢を見ている
とびかう騒音
かなであう草花
どちらにしても猫走りにねむって
疲れてしまった真昼の太陽
どちらにしても猫走りにむかって
散りぢりになって融けてしまうパズル
暗いそらにまぎれてしまった君が
ささやける音楽
いずれにしてもこの日はすぎさる
遅れてしまった晩秋の太陽
2013年10月23日
恵み
君は恵まれていないという
誰よりも恵まれた君が
ただ一つ神が君にたまわり忘れしもの
ただ一つ神が君に捧げたもうたもの
君はもうどこにも希望はないという
どこにも絶望だけだと
果てしない宇宙の片隅で
言葉につまるほど莫大な理想を抱え
人というものの未来に英慮を凝らして
ただ一つ神が君に捧げたもうたもの
ただ一つ神が君にたまわり忘れしもの
君より恵まれた人はいない
おそれ多くも神が世界に恵みたもうたもの
ただ一つ神が世界に恵みたまわりしもの
誰よりも恵まれた君が
ただ一つ神が君にたまわり忘れしもの
ただ一つ神が君に捧げたもうたもの
君はもうどこにも希望はないという
どこにも絶望だけだと
果てしない宇宙の片隅で
言葉につまるほど莫大な理想を抱え
人というものの未来に英慮を凝らして
ただ一つ神が君に捧げたもうたもの
ただ一つ神が君にたまわり忘れしもの
君より恵まれた人はいない
おそれ多くも神が世界に恵みたもうたもの
ただ一つ神が世界に恵みたまわりしもの
2013年10月22日
作品
世界が始まって間もない
君はもう飽きてしまったと言う
欲しかったものなんて見当たらないけど
いつかの思い出さえなくしてしまいそう
誰もが走り出してすぐなのに
君はもう嫌になってしまったと言う
信じていた何もかもただの勘違いで
いつかって希望さえうしなわれそう
自分が持てるあらゆる力を尽くして
どうにか社会を変えようとしてきたけど
来世も決まってからすぐに
現世を過ごしてから今すぐに
誰もが疲れ果ててしまって
諦めた筈の未来を僕が作って行くよ
君はもう飽きてしまったと言う
欲しかったものなんて見当たらないけど
いつかの思い出さえなくしてしまいそう
誰もが走り出してすぐなのに
君はもう嫌になってしまったと言う
信じていた何もかもただの勘違いで
いつかって希望さえうしなわれそう
自分が持てるあらゆる力を尽くして
どうにか社会を変えようとしてきたけど
来世も決まってからすぐに
現世を過ごしてから今すぐに
誰もが疲れ果ててしまって
諦めた筈の未来を僕が作って行くよ
2013年10月21日
存在
地上がはじまってから同じく
いつまでつづいていく世界
この世がはじまってから久しく
僕らはこの星をめぐり続けた
町のねはチクタク時を刻み
ピチチチ鳥が鳴きはじめ
おとずれた朝のすみっこで
僕らはこの星をめぐり続けた
大丈夫この世もあの世も
同じ運命をたどりまた会える
問題なく君の存在を見つけるから
町のねはチクタク時を刻み
ピチチチ鳥が鳴きはじめ
すぎさった思い出のどこかで
いつまでつづいていく世界
この世がはじまってから久しく
僕らはこの星をめぐり続けた
町のねはチクタク時を刻み
ピチチチ鳥が鳴きはじめ
おとずれた朝のすみっこで
僕らはこの星をめぐり続けた
大丈夫この世もあの世も
同じ運命をたどりまた会える
問題なく君の存在を見つけるから
町のねはチクタク時を刻み
ピチチチ鳥が鳴きはじめ
すぎさった思い出のどこかで
2013年10月19日
ほしぞら
実際にどこもかしこも
みたされてはいない
この世はどこも
にたようなもの
なぜなんのためにうまれ
みたされるはずもない
地上をながく
さまようのか
めまぐるしくかわりゆく星月
ただひとつの心をのぞいて
現実にどこもかしこも
みたされることはない
あたかもわれらのうえにふる
このはてしないほしぞら
みたされてはいない
この世はどこも
にたようなもの
なぜなんのためにうまれ
みたされるはずもない
地上をながく
さまようのか
めまぐるしくかわりゆく星月
ただひとつの心をのぞいて
現実にどこもかしこも
みたされることはない
あたかもわれらのうえにふる
このはてしないほしぞら
2013年10月17日
2013年10月16日
孤高
俗物達を見るな。自分より優る者としか語るな。自分より劣った者の集まりに出るな。自分より劣った者達の集団から外に出よ。
それら俗物達は君を悪くする。俗物達に関わるより、孤立していた方がずっとよい。寂しさは悪習に優る。
愚者と暮らしたり配偶するな。愚者の子を儲ければその労苦は愚者と等しくなるからだ。自らを幸福にする資格がないのは、自らより悪い者と暮らした者である。
愚者を嫌え。生まれつきか後天的にかに関わらず、悪人を嫌え。自ら醜くする者を嫌え。あしき都塵を去れ。愚かな僻地を去れ。自らの善より優る善人と暮らせ。自らより優る人々と暮らせば、自らも彼らと等しくなる。もしその様な人が見つからなければ、孤高に親しめ。後生が君を見つけ、尊崇を集める様に。
それら俗物達は君を悪くする。俗物達に関わるより、孤立していた方がずっとよい。寂しさは悪習に優る。
愚者と暮らしたり配偶するな。愚者の子を儲ければその労苦は愚者と等しくなるからだ。自らを幸福にする資格がないのは、自らより悪い者と暮らした者である。
愚者を嫌え。生まれつきか後天的にかに関わらず、悪人を嫌え。自ら醜くする者を嫌え。あしき都塵を去れ。愚かな僻地を去れ。自らの善より優る善人と暮らせ。自らより優る人々と暮らせば、自らも彼らと等しくなる。もしその様な人が見つからなければ、孤高に親しめ。後生が君を見つけ、尊崇を集める様に。
俗物
地球にあって
ありとあらゆる俗物をみせられた
勿論神は連中を意図して悪例にした
地獄みたいな現世は全て滅亡の予兆
東京より西にいたのは極悪民族だった
腐敗しきった武蔵は救われない場所だ
海外にいたのはただの野蛮人だった
無論神は連中を意図して反例にした
僕はいまだに
俗物と過ごしてきた時間が信じられない
僕はいまだに
それら最悪の思い出が消えればいいと願う
宇宙にあって
最悪な星の最悪な連中が亡びればいい
ありとあらゆる俗物をみせられた
勿論神は連中を意図して悪例にした
地獄みたいな現世は全て滅亡の予兆
東京より西にいたのは極悪民族だった
腐敗しきった武蔵は救われない場所だ
海外にいたのはただの野蛮人だった
無論神は連中を意図して反例にした
僕はいまだに
俗物と過ごしてきた時間が信じられない
僕はいまだに
それら最悪の思い出が消えればいいと願う
宇宙にあって
最悪な星の最悪な連中が亡びればいい
仏教
問題が消えてしまう
問題はなくなって
すべてはおとなしく
何もかもおちついて
地上で最大の原因
宇宙で最高の因果
何もかもなくなって
この世をながめ尽くして
何もかもうしなわれて
おろかな人類が亡びればいい
僕は自らの善良を信じ
自らの神性を信じ
劣った人間とかかわりあいにならず
ひとり真実を手に入れよう
問題はなくなって
すべてはおとなしく
何もかもおちついて
地上で最大の原因
宇宙で最高の因果
何もかもなくなって
この世をながめ尽くして
何もかもうしなわれて
おろかな人類が亡びればいい
僕は自らの善良を信じ
自らの神性を信じ
劣った人間とかかわりあいにならず
ひとり真実を手に入れよう
2013年10月15日
彫像
地上を回すものは
どこまで続く
我々を回すもの
降る雪にまぎれて
降る星月に
我々を回すもの
地上を作ったものは
いつまで居座る
我々は作られて
降る宿命にまぎれて
降る年月に
我々を巡らせる
我々の有様さえ
酷くさみしい彫像
どこまで続く
我々を回すもの
降る雪にまぎれて
降る星月に
我々を回すもの
地上を作ったものは
いつまで居座る
我々は作られて
降る宿命にまぎれて
降る年月に
我々を巡らせる
我々の有様さえ
酷くさみしい彫像
2013年10月14日
2013年10月12日
2013年10月11日
町
ゆっくりと宵をすぎて
宇宙全体はめぐりくる
ゆっくりと朝に向かう
決まる筈の勝負はもう
こぼれてなくなる
あたる筈の秋風はもう
おしまいになる
一つだけおいかけて
手に入れる為の切手
一つだけおとして
なくなってしまった
ゆっくりと朝になって
昼間の町がうごきだす
さもそれだけが未来として
宇宙全体はめぐりくる
ゆっくりと朝に向かう
決まる筈の勝負はもう
こぼれてなくなる
あたる筈の秋風はもう
おしまいになる
一つだけおいかけて
手に入れる為の切手
一つだけおとして
なくなってしまった
ゆっくりと朝になって
昼間の町がうごきだす
さもそれだけが未来として
2013年10月9日
2013年10月8日
夜
夜がしずかにすぎていく
世はおだやかに終わりへ向かう
あしき大都会をぬけだして
まことの自然に住まう人の声
それさえひとつのあざむき
朝は今なおまちかまえ
世はなごやかに終わりへ向かう
よき心のままに歌われた
まことの実りを祝うことほぎ
月のかたむく広縁
満ちたものは欠けていく
町はいまでも眠って
おごそかなあしたを用意する
不確かな時代に重なる夢さえ
世はおだやかに終わりへ向かう
あしき大都会をぬけだして
まことの自然に住まう人の声
それさえひとつのあざむき
朝は今なおまちかまえ
世はなごやかに終わりへ向かう
よき心のままに歌われた
まことの実りを祝うことほぎ
月のかたむく広縁
満ちたものは欠けていく
町はいまでも眠って
おごそかなあしたを用意する
不確かな時代に重なる夢さえ
宝物
とてもちいさな暗がりから
こぼれおちた真実をとって
とてもちいさな脱出口を抜け
なにも見えないほど広い部屋へ出る
とてもちいさなこころのなかに
たずねられた一瞬をしって
とてもちいさな社会を出ては
たしかなはずのうら寒い星を眺める
なにもしらないあなたでさえ
かなしみのうちにちぢこまって
なにもしらない世界のうえ
いつもの様な手にあまる海をわたる
なにもしらない地上にいて
みつけるはずのその宝物は真実
こぼれおちた真実をとって
とてもちいさな脱出口を抜け
なにも見えないほど広い部屋へ出る
とてもちいさなこころのなかに
たずねられた一瞬をしって
とてもちいさな社会を出ては
たしかなはずのうら寒い星を眺める
なにもしらないあなたでさえ
かなしみのうちにちぢこまって
なにもしらない世界のうえ
いつもの様な手にあまる海をわたる
なにもしらない地上にいて
みつけるはずのその宝物は真実
2013年10月5日
2013年10月3日
2013年10月2日
2013年10月1日
茨城県
遠い都会で我々をそしる俗物達
僕は彼らの醜悪さを知っている
彼らは我々の善美さを侮辱する
田園に住まう事の幸せを知らない人達
遠い地獄で茨城をそしる俗物達
僕は彼らの悪徳を知っている
彼らは我々の高徳を侮辱する
人が己を知らないとして自らは低められない
僕は最高の仲間とこの世を祝おう
僕は最高の幸福を追求していよう
遠い未来で常陸をうらやむ俗物達
僕は彼らの因業を知っている
彼らは我々の必然を侮辱する
僕は最高の地域に生まれた幸せを祝おう
僕は彼らの醜悪さを知っている
彼らは我々の善美さを侮辱する
田園に住まう事の幸せを知らない人達
遠い地獄で茨城をそしる俗物達
僕は彼らの悪徳を知っている
彼らは我々の高徳を侮辱する
人が己を知らないとして自らは低められない
僕は最高の仲間とこの世を祝おう
僕は最高の幸福を追求していよう
遠い未来で常陸をうらやむ俗物達
僕は彼らの因業を知っている
彼らは我々の必然を侮辱する
僕は最高の地域に生まれた幸せを祝おう