2013年10月8日

夜がしずかにすぎていく
世はおだやかに終わりへ向かう
あしき大都会をぬけだして
まことの自然に住まう人の声
それさえひとつのあざむき
朝は今なおまちかまえ
世はなごやかに終わりへ向かう
よき心のままに歌われた
まことの実りを祝うことほぎ
月のかたむく広縁
満ちたものは欠けていく
町はいまでも眠って
おごそかなあしたを用意する
不確かな時代に重なる夢さえ