2013年6月22日

まねの因果

どれほど遠くまで
ひとは不幸をかさねねばならない
自由という名の蛮行があって
悪人がのさばる俗世間
しばらく昔まで
ここに幸福のレールがしかれていた
自由は輝かしい希望であって
善人がいきのこるはずだった
僕は関西や天皇や東京のせいにしてたけど
薩長土肥京芸の民はただ欧米をまねたのだ
徳川家の全国支配を不満に思っていた彼らは
武士道も否定して餓鬼道におちていった
最大の犠牲は南蛮日本の悪業なんだろう
最善の心をもっていさえすれば地上は美しい