2007年11月15日

博物学

何故人類は増加したか。天敵が現れなかったからだ。恐竜が絶滅した様に人類が絶滅する可能性はある。限度を超えた環境異変があれば。人間が殖えるのを防ぐには先進諸国でそうな様に、子育ての危険を高めよ。教育費の高騰がその最たるもの。学歴社会・男女雇用機会均等は人口を抑制する。
 いかなる国も近代化の果てに人口定常状態に行き着く。食糧危機は仮のもの。戦争に発展させない為には適度自給と多元貿易を維持促進せよ。人類が生存する事、し続ける事の是非を問え。彼らが造るAI-robotは将来、人類以上の生存力を持つかも知れない。その後に、人類にいかなる生存価値があるか。
 太陽系の天の川銀河での位置と、宇宙全容の地図とを照らし合わせ地球がどの様な地域にあるか調べよ。異文明接触の可能性と時期を予測する事。異文明の数と程度を予測する事。及び人類の地位を鑑定せよ。
 動植物の間で起こりえる突然変異に比べて、人類のそれは極めて短期間に社会へ反映される。人類は早送りの進化をしている。犯罪者を奇形とし、天才偉人を進化の標にして我々は種を素早く同類間に繁殖させる。民族は進化のるつぼだ。
 変異の上限をどれだけ高めても足らないのだが、日本人は五人組の慣習のせいでその足を引っ張る。もしこの習癖が改善不可能なら日本人は天才種を遂に養生し得ず、最終的には人類内で淘汰されるだろう。均質圧は格差弁と均衡しなければ国家を善導しない。人類は優れた生命体というよりは社会性に特化した生命体である。科学は彼らの常識を引き上げる。
 もし人類がこのまま進化し続けるなら、文明人類の過半は大人になる事をやめるだろう。教育年限は際限なく引き上げられ、最終的に社会は学校より小さな組織になるだろう。しかし、未来化を果たし得なかった民族国家はこの進化に着いて来る事は結局できないだろう。というのも差異づけの漸進により種の多様性ついてしか進化の方法もないのだから。
 ミクロ化学的最小元素は、ライプニッツがモナド・単子と言ったような形而上概念としてしか取り出せはしない。宇宙に限りがあれば遺伝子のヴィークルたる生命体がわざわざ産まれる理由もないのだ。我々の現実的には究極で想像力を通じてしか探り得ない領域についてであれ。
 筋肉質と、寒さの震えと類比したのから慣用があるのだろう貧乏揺すりとは何らかの原因で相関している、なぜなら女性には少ないから。一説に脳梁差が因とあるが、では女性的傾向のある左右脳密接な感情的職業の人達の間において、男性には起こりづらいか否かを統計せよ。それは子供が走り回らねばならない如く、血流の調整だとしたらいかなる事情が発生しているか調べよ。
 携帯電話レベルの電磁波が真実に安全か否か詳細に調べよ。PHSレベルとの比較。日常電子機器への援用。