鈴木雄介ブログ
2007年10月28日
建築論
建築は抽象化された自然そのものになるべきで、個性を目指してはならない。先ず普遍性の元に建築は現れる。後に、人々が生活の中でそれを工夫して多少あれ個性化する。たとえばマンションに何のカーテンを吊すか、といった調度に於いて。ベランダの大きさは普遍性のもとに立ち上げられて然るべきである。建築とは個性に破壊されない範囲にあるのだ。建築とは不変性についてであり、調度については仮設と呼ばれる。
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