2007年10月21日

彫刻論

彫刻は光と影の交響曲である。

そのうつくしさは世界が奏でるリズムに依る。
彫刻家はただ、物体を通じて陰影を抽出しうるだけだ。優秀ならば無際限に、凡庸ならば僅かながら。