鈴木雄介ブログ
2007年8月23日
実践理性と死
もし理性という働きそのものからの解放を求めるなら自殺する他にあり得ない。
義務がかれを生に結び続けるのは定言命法の故に。従って理性は自死を退ける。
生が義務の声を遂行する限り、我々は絶えず神格へ導かれる。
人格とは当為へ向かう永久の努力のさなかにある。正義はその適応性に伴ってのみ死を省みない。
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