2007年5月9日

斉家

人間は闘技せねば改良されず。大幅な改革には必死の戦闘を要す。これを戯れとみなす。人間に休息場が必要なるは上記の理由によるなり。家内安全を願うは、日本人の休憩治癒に甘えのもとめられたる由縁なり。
 戯れと甘えとの調和がなければ十全な社会貢献は為し難し。処世の極端主義はこれらの相対が強きほどに功利あるがゆえなり。乃ち彼らの潔さはこの両極端の媒介たる自然ならん。