安倍晋三氏が自著『新しい国へ』で言っていた積極的平和主義とはただの侵略主義のいいかえだ。
安倍氏を選出した山口県が、伊藤博文や三浦梧楼ら侵略罪人と、彼らの唱導者で無政府的侵略恐怖主義を『幽囚録』以後唱えた吉田松陰を美化・神格化している、極東の悪政の一大根拠地なのはいうまでもない。
さらにたちが悪いのは、山口県の政治家ら、いわゆる長州閥は現実に米国中央情報局の諜報だった事がその公開済み公文書で確かめられる岸信介以来、米軍の手先を買って出て、寡頭政治を続けてきている事だ。西日本は政治道徳の民度が低いので、この長州閥売国屋の系譜に信頼を置き進んで沖縄を売っている。
もと迷惑系ユーチューバーへずまりゅう氏は山口県代表と自称しているが、沖縄で首里城再建を願う寄せ書きに公然と落書きし、炎上商法目的の憎悪表現を行った。だがこれも決して偶然ではない。山口県は侵略主義集団で、その罪に郷土史的反省が凡そないばかりか、歴史戦などと政治犯罪に開き直ってばかりいる。
山口県のこれら侵略主義の起きてくる理由は、山がちで痩せた土地だったのに加え、僻地なので狭量になり易いからだとみられる。世界史的にはイギリスが似た様な海賊行為をしていたのも、痩せた僻地という風土的特徴が共通してあったせいかもしれない。長州五傑などとイギリス留学に驕るのも海賊の共鳴だ。痩せた土地の狭量な人格は、しばしば、豊かな他者から不躾に物を奪う様な行動をしがちになる。エルギンマーブルをギリシアに返さないイギリスは、清から奪った香港を中国へ渋々返した様に、海賊の卑しい本性を隠せない。山口県もまた同じだ。彼らが侵略罪に反省しないのは、海賊行為を誇っているせいだ。
安倍氏は奈良人山上徹也氏に暗殺され、一見、その独裁期の理想論は影を潜めているかの様だが、戦争法などその悪法の影響含め、長州閥を担ぎ上げてきた西軍の片棒・広島県選出の岸田信夫政権にも、海賊性は共通している。三菱グループも高知県の岩崎弥太郎による死の政商で、前身の海援隊は西軍の共犯だ。
安倍氏やその後の岸田氏は大まかに以上の様な経緯で、イギリスやイタリアあるいはアメリカの様な国々と協働防衛の体裁で、実際には武器輸出や米軍追従など、欧米主要国群による大航海時代以来の海賊行為の片棒を担いでいる悪党なのが確かである。口車に乗るな。松陰理想論の安倍岸田内閣は唯の海賊団だ。