2020年12月5日

悲劇の君主

水戸の徳川家は随分偉い家で
慶喜公は禅譲してまで皇国を守ろうとした
だがその心は余りに立派すぎ
当の天皇家の酷さの前で意味をなさなかった
天皇の方はよっぽど卑しい悪魔的利己主義者にすぎず
国民を次々無駄死にさせつつ
お家大事とばかり神器というなんの意味もない遺物を抱きかかえていた
それも水戸の徳川家が教えたこと
神器継承だけが北朝の末裔たる天皇家の偽の血筋が正統化される根拠だった
日本国民は彼ら天皇家には利己心以下の優先順位だったのだ
慶喜公はなんという悲劇の君主であったろう
仕えるべき値打ちのない天皇に仕え
義公の哲学通り自己犠牲をはかったのだ