橋下徹氏がスガ氏にさっさと軌道修正しろとか言ってたけど、内閣入りできなくて方針転換した様にしかみえぬ。直前までしぬほど新政権に媚びてた気がするんだけど。
なぜここにきて手のひら返す様な事いいだしたか。完全に政治的なものだろうと思う。スガ氏が嫌がる仕方だし純粋な法律論ではないと思う。
橋下徹発言の「天皇は民主的統制のために内閣の任命拒否権がない」こっちは憲法1、3、4条が根拠なら正論なんだけど、他方で「内閣には民主的統制のために(万事に)任命拒否権がある」の方は法的根拠みあたらないし、謎理論だろうと思うが。既に国会答弁で後者と矛盾した事を過去の内閣がいっていた。
橋下徹もその事は自覚しており、故にスガ氏に「さっさと理由を説明するか素早く非を認めて方針転換すべき」とかスガ氏が一番嫌がりそうな論難を加えている。既に政治的に橋下はスガを見限ったといってもいい判断で、なぜこういう急激な裏切り行為を働いたのか裏あるに違いない。
僕の推測が間違っていなければ、2つの理由があると思う。
1.橋下徹の既存の「学者ディス」と同じ文脈で、アホの大阪ウケを狙っている。
2.自らのスガ内閣入りが失敗したのでスガ下ろし側に回って、人気取りを狙いだした。
ただ彼の盲点か無視している点は、学者ディスでウケるのは大阪だけです。
大体、がちゃがちゃしていて大阪市vs大阪府の都構想がどうとか内輪もめにしかみえない。ある奈良人が橋下徹を恨んでいるとかいっていた。それ以上聞き質さなかったが、これも意味が分からん。大阪人がなぜ大阪都を否定したか、橋下徹がそれ如きで政治家やめたかも謎のままだ。大阪は非常に変わっている。
東京府・市をまとめて都庁作ったのを大阪人がまねないのは、凄く目先の損得勘定の様だった。ジジババのゼニ勘定みたいな、バスがただじゃなくなるんやろとか。そう言う次元でしか物を見れない種族だか公徳度の人達が、行政の合理化とか考えられる筈がないんだから、住民投票したらダメでしょと思った。大阪民度のお陰で必然に都構想が失敗したわけで、橋下徹がこれでも繰り返し抗争をしかけなかったのが意味がわからなかった。なぜ野に下ってから維新を操って都構想を相変わらずやらせようとしているのか、同時に政治評論家みたいな事をしているのかも不思議でならない。機会主義的にしかみえない。結局、都構想も本気でやりたかったわけじゃなく、彼からすると政治力最大化の手段だったんじゃないかと。信長にとって楽市楽座構想がそんなものだった様に。
維新がまた都構想で敗れたら簡単に手のひら返し、相変わらず全く別の主張に移っていくんだろうな、と見える。これで通る自治体は少ない。
大阪の人達は横山ノックを知事にした位だから、その場のノリで政治家選びすぐ忘れるのかもしれない。きっと身近でみてると一部の奈良人に恨まれるだけの事も色々しているのかもしれない。どっちにしても凄く短期目線で物を見ている自治体だろう。だからそこが地盤の橋下徹も、日和見的行動が多くなる。橋下徹は大阪や東京くらいの、日本で最低レベルの公民度の世界ならかなりの権力を持てるだろうけども、今回もスガ氏への裏切りもどきが余りに短期目線で方針転換しすぎており、スガ氏側からもそんなの信用ならないと思われてしまうのは避けられない。情実が全てみたいな内閣なんだもの。政治的に失敗だ。