俗人全般は、肩書きや氏族(門地)、生まれ育ち、外観など、属性のみで或る人をみる。これゆえ常に擬態に欺かれ、虚実を混同し、損を掴んでいるが程あれ終生気づかない。俗人全般の生活状況が常態的に芳しくないのは、人を見る目がなく、組織的に管理されてしか社会に於いて自律し行動できないからだ。 とうに時代遅れなのに隠居しない老人が老害と、保守化した若者が若害と呼ばれる。 自分より愚かな者の忠告を聴く者は確実に失敗する。 人を見る目がない人は、処世を誤りおちぶれてしまう。