2019年9月3日

国政の腐敗

安倍晋三は保守と表向き述べながら裏で、元号を漢籍からとる伝統を破壊したり(故に我々は令和の典拠を『万葉集』より『帰田賦』にみいだすべきだが)、明治時代に決まった色々な伝統改変を称揚しつつこれも改変し(一世一元の制なのに譲位を認める等)、諸々の有職故実を学びもせず侮辱している。
 皇室の伝統なら女性天皇は少なくとも過去に8人10代存在し、女性から女性への代替わりもあったのだから万世一系論が明治期の薩長藩閥が捏造した伝統改変なのは当然だが、義公の万代一系論が正論としても、安倍一派は今度は人種・性差別により女系天皇を排除しようとするあまり皇統断絶を謀っている。
 明仁も明仁で事実上違憲な譲位を図ったり、公的接受に関する内閣の助言に逆らい国民主権を侵害したり、ろくなことをしていない。靖国も祭らず、回天神社にも一度もこず神道祭司とは烏滸がましい。戦争責任論もあるし、皇族も借金返済を国民に浴びせるわ、皇室の没落があるだろうことは疑う余地もない。
 ここまで国政が腐敗しきっているのに、民衆は民衆で卑屈にもその愚官連を礼賛する一方、しかも子供ほど悪辣な恥知らずさが激しいときているのだから救いがない。利によりて行えば怨み多し、この孔子言を商人どもは何一つ学びもしないので公務員も同気風に染まっている。米国かぶれ共が。