鈴木雄介ブログ
2019年5月16日
日本人右翼は馬鹿殿をもちあげすぎ
日本人右翼一般がなぜ安倍晋三氏や麻生太郎氏といった総理・副総理が馬鹿殿じみていても必死になって持ち上げ続け、忖度しまくるかだが、これは天皇が無能でも「君君たらずといえども臣臣たらざるべからず」で、義公を通じた『古文孝経』序の教えがそのまま踏襲されているからだといっていいであろう。そもそも義公以前にこの種の擬制があったから、将軍統治が出現後も、公徳も実権力もない天皇だの建前だけの公家が居残っていたわけで、単にこの論理は日本の伝統的な組織のあり方を、中国古典を引用し指摘したものともいえる。
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