2019年3月24日

日本人一般は無能だから優れた個人や外人に頼るしかない

日本の一人あたり生産性が主要先進国最低(25位、IMF、2017)なのは、有能な個人の足を衆愚が引っ張って駄目にしようとする集団圧力があるせいだろう。この点で未熟な日本は、成長率の高い韓国(29位、同調査)に間もなく抜かれる。
 この国で高い成果を上げたければ、自ら大組織を離れるしかない。インフルエンサーらが「圧倒的個人の時代」といっている理由は、ネット事業のうちコンテンツ稼業の生産性(資本または売上高利益率という点で)は大組織を不要とするからだ。革新はこの点に能力を集中した人が独占することになるだろうし、実際そうなる度合いに応じてのみ全体平均の生産性もあがる。
 なぜ日本にはGAFAとかFAANGが出現しないかという意見を言っている財界人をたまに見るけど、楽天やドワンゴ、GREE、DeNA、mixi、サイバーエージェント、ZOZO、メルカリなどがそれなのだ。規模が小さいのは日本市場が米国市場より小さいからだし、世界展開できないのは日本人が無能だからに過ぎない。無能な人に向けて「なぜもっとできないんだ!」と怒ってみた所で、そんなのできるわけないというのが当然のことである。そもそも日本人一般が有能だったら一人あたり生産性が25位(2017、IMF)のわけないではないか? 無能な民族に過度に期待してるのがおかしい。できるのは有能な外人を雇うことだ。