2019年1月27日

日本人びいきと皇室の全体主義

外人に誉められたら急に日本人扱いでひいきし、自国内の過ちを正そうとしたら韓国人扱いで攻撃するという新手の差別は、憲法前文に記述されてる「名誉ある地位」への偏執が一原因かもしれません。個人が国に同一化していたり人種・国籍への偏見が含まれるので、愚かさの一種だと思います。
 差別は脳が情報を単純化できないと処理できないことからきている一つの愚かさであり、国など共同体への自己同一化というのは個人としての自信のなさからくる真理傾向のようなので、日本人ひいきや韓国人差別をしている人達は、恐らく愚かな上に自信がない人達なのだろうと思われます。
 IQの6~7割は遺伝するという見解があり、セロトニン・トランスポーター不足など不安を感じ易い脳遺伝子もあるので、日本人ひいき(しばしば裏返しの韓国人差別)している人というのは生まれつきの脳傾向でそうしているかもしれず、ある種の被害者とも受け取れます。寛容で公平な見方をしにくいのです。
 皇室の人達も日本人の活躍を無意味にひいきするし、それは自己の男系血統を絶対化する人種・性差別的な神道を信仰している為でもあるから、差別しやすい脳を系統的にもっているという意味では余り賢い脳を受け継いだ遺伝子ではないのかもしれません。よって皇室を祭る祭政一致の政治もそうでしょう。
 日本国内で、ひいき・差別的、かつ国など共同体への自己同一化を他人にも自明の前提として強要し疑わないような人、いいかえれば愚かで自信がない人達というのは、皇室をそういう偏執的態度を結晶させた存在として崇めているんですね。全体主義を正当化する根拠が天皇ですから。まあ皇室はそういうひいき・差別的かつ全体主義的な人達と同じかそれ以上に有害な存在です。