2016年12月13日

悪の繁殖

悪人が繁殖してもより大きな不幸を生み出しているだけである。悪人自身が悪徳によって既に不幸なのに、その子も親の因果による悪徳条件から再出発させられる。故に悪徳の持ち主が利己のため繁殖し、慢心に驕っているとしても、その子孫は想像もつかない苦難にあう。善人が繁殖しても苦しみから逃れられないというのに、自らを蝕みながら繁殖した悪人の遺伝子がどうして幸福になりえよう。もし悪人やその子孫が幸福だと考えているとしても、彼らの生態は俗臭に満ち、苦痛に溢れ、醜悪である。この世で最も悪い存在である天皇家の生涯と末路を見よ。その生態は野蛮な暴力を極めたという罪悪と不幸のどん底にありながら、慢心にあって己のとるにたりない中国由来の遺伝子に我執し、おごり高ぶっている。天皇の不安を悪例と見よ。悪人の繁殖は苦難である。悪人のおごりは虚栄であり、悪人同士が与え合う偽りの名誉と財産は彼ら自身を悪業により蝕んでいる虚仮である。