2011年1月15日

菅首相の観察

菅首相は財政改革という名目で、実質は失業率を悪化させ大企業経営陣のご機嫌とりをしているろくでなしの悪党、そして公共の重職につきながら根っからの邪悪な営利者である。そしてこのつけを小沢氏という選挙戦の功労者へ転嫁しながら己は「息子の財政状況」にしか関心がないと評してまずまちがいない。さもなくば反小沢の閣僚でみぢかを固めたりせず、法人税を増せという巨視経済知識界の声に耳をかさなかったりせず、祈れる者とよばれる社会的弱者をここまで虐待もしなかっただろう。
 菅首相がひどい悪徳もち極悪人なのは今度の閣僚再編ではっきりした。一律課税のため低所得へは飽くまで冷遇する消費税増税論や地元である山口県へのあからさまな周旋などは、税金を納める側の人間を馬鹿にしているとしか思えない。マスコミに都合のいい弁舌で登場し、現にいる失業者へはなんの対策も行わない。これでは公共福祉を代行する行政府のかしらとして何の責任も果たしていない。それは税金泥棒と言われても仕方ない俗悪なるふるまいである。