2010年11月26日

競争

皮を剥いだ独裁者一族の死体をうっとりと眺める。
あれほど僕らへ迷惑をかけてきた一族。それが、
いまではこういう因果応報の末路で示された。
僕は感動で打ち震える。もしこの日がくると
わかっていれば、もう少し、輩の悪業を
放っておいてもよかったのだけれど。
今となってはカラスのたかる臭い
数十人の梟首と、みにくい躱
そして奴らの生み出した
最低の関西圏風な
共食いの業しか
みあたらない
天皇がきて
僕が望んだ通りの世界になった。
既に跡形もない、その一族は
自殺行為をしにきたのだ