2010年7月14日

万物の始まりから終わり迄を貫く、誰もそれを真実とはしないとして社会が見つめる自由は、同じ法則の下に探られた日常に違いない。私のない歩幅で、万物と森羅がうつりゆくのをさがす。どこへでもつながる道などはない、書かれた歩巾は到底いうまでも。よほど、長かった丈、全く過ぎ去る合間に。
「ですからね」と舌切り雀がいう。「物事はもとどおりになりもしません。カッカッカ」闇!
 少しずつ白けてく海風の舞う町。走りつづける物流のトラックはきえる旭の犠牲。余程でしょうが。