2009年11月6日

土建票閥の害悪

参議院予算委員会中、自民党内の利権癒着議員による詭弁あり。いわくへんてこな標語をつかったことをコンクリート業者に誤れと。
 コンクリートの為に人がいるのではない。場合によっては、人の為になんらかの建材が要るのである。つまり『コンクリートから人へ』という首相の見識は、やみくもな土建票癒着でなあなあやってきた自民党閥公共事業対象の見直しの標語としてはまことに正しい。

石鍋のごときヒートアイランド化の原因と大規模建設産業の排出する異常に大量なCO_2の及ぼす全地球的害悪は、‘無軌道なコンクリート詰め都市化’にあるのは火をみるより明らかだ。
政治家の仕事は公共奉仕であり、建設業のごとき目先の利潤に奢った破滅型新興開発への追従ではない。

 土建屋と癒着した悪徳党員はおおやけに迫害排斥しても何一つ国民の目の前の公正透明な討議審判上、問題は起きないだろう。
公務員は「全体の奉仕者」であり、決して自民党員を裏からあやつる悪徳土建屋どもの、やくざじみた金儲け威嚇の傀儡であってはならない。