2008年9月24日

化学

アルミニウムの利用には一般に未だ認知されていない注意点があって、この經口摂取がトランスフェリンを鉄輸送蛋白の同形体として脳内へ送り込むとされ、恐らくこの結果、アルツハイマー型痴呆症が実験的に生じることである。確証とまで至らないにも関わらず、水道水アルミニウム濃度との相関がこの病症にかなり高い発症率を示すのは事実らしい。
 従って我々は少なくとも高齢化社会に至る中途では着実に、アルミ鍋やアルマイト加工を施した調理製品の原則禁止、及び一般のアルミ缶を漸次薄膜スチールへ置き換えるのが賢明な選択であると思われる。ドイツではビール缶をスチールで作っている。つまりアルミニウム精錬の過剰な電力消費を考えても技術的費用を下げることは可能なのである。且つ、メッキを施すなら炭酸飲料用に酸化皮膜をつけることもできる。徳川慶喜に倣うと銀の皮膜は最も安全と言える。