2008年8月13日

都市の美観

一般に、公序良俗に反する看板は設置を罰金刑以上で法的に規制すべきである。同時に、良俗に著しく反する店舗や商材あるいは服装および行為そのものを厳格に罰則すべきである。

 いかに幼い子供の目にも包み隠さず、又一般に人目に触れる場所へ態々これらを貼り付けておく意味は、一体何なのか。単に彼らが如何に公益の為に何事かを主義主張することが少ないか、つまり人というものの浅ましい利己性をかくまであからさまに表している側面はないと言える。

 もし先進国を模範取るなら、如何に規制を厳しくしたところでこれらの野卑な風習が一切根絶できるものではなく、従って限れば限るだけ分散し隠蔽され地下深くに潜行して目立たなくなるのを知るだろう。「猥醜が公衆の目に触れない」ということ、それらの野卑な行動の全てが少なくとも公には存在していない様に世間を設らえることはどの観点からさえ、正当な文明化の方向である。これらの野蛮の陋習をどれだけ強く削減しても決して一つも人間に損害はないであろう。