2008年8月8日

政論

百人の愚衆に好かれるのは一人の賢者に認められるよりもっと悪い。

だから、例え大衆民主政の建前に於いてさえ政権交代のspeedとして偽主君は現れる。当然、愚衆の長は愚かなので、最も政に挫折し易くその権力は僅か束の間であった。

 我々は賢明な君主が必ず長期に渡り持続する政体に貢献するのを疑えぬ。そして天子を抱く国民は煽動家に誘導される国体より常に有利な国際化を可能とする。
故に「選挙」という手段は単に一時の範囲より政体維持の祐徳さで計られて良い。信頼は人格の核心に基づく。
我々は政治運動そのものがやがては最も祐徳な者を主君に立てる事を確信為うる。何故かならそうでない国家は亡びるからだ。