2008年5月9日

Associationismの社会主義性

実際に、世界宗教が担った主要な能率とは啓蒙というより寧ろ調整共同体の組織化だった。というのも知識の増大は宗教的な神学派より尚更、科学的ヘレニズムにとっての基調だったのだし、神学側はこれらを聖書原理主義の脱構築に応用すべく、後を追い駆けたことになる。又従って宗教団体は常に政治だった。かれらは組織化された解釈派を様々に付き従えながら絶えず増大分裂して行った。民族とは、調整政党の最大半径。この為に同じ民族の中にも思想の別がありえる、つまりある習俗を共にする懐古の情(福沢説)において彼らは共に政治的な協議を行いえる。言語の共同は寧ろに却って政に対する気質を示すに過ぎない、だから方言は与党外野に指定されなくてはならない訳。