2024年4月10日

天皇政治結束主義による国策無罪論の否定と、自由主義競走市場の庇い

川勝平太静岡県知事を叩いている人々の言動をよく観察すると、そもそも全体主義的国社主義者で、国策ならその是非にかかわらず地方自治権や民権は侵害して当然だとの天皇政府的論調をもつ人々が多数いる様にみえる。山所僭主政治以来の彼らの勢力は関西に根城を持っていたが、明治以後は東京に進出した。
 彼らは自由圏に入った日本に残存する後進的な存在で、実態はその言動意図にかかわらず人権や経済合理性を破壊する反社会的分子である。

 自由主義者は彼ら天皇政治結束主義(天皇制ファシズム)派に政権を少しも侵食させないよう注意を払って、民業圧迫を避け市場競走性を維持しつつ、諸人権を庇わねばならない。国策無罪の合言葉は、偽天子たる自称天皇の権威を笠に着た、飛鳥時代から続く関西風世襲僭主政治への惨めな阿諛追従にすぎない。